「大大阪」と呼ばれた大阪を拠点に活躍した建築家・片岡安 生誕150年・没後80年の記念イベントが大阪市中央公会堂で開催


学園の礎を築いた建築家の足跡を振り返る
学校法人常翔学園(理事長:佐藤等)は、11月21日に大阪市中央公会堂で記念イベントを開きます。対象となるのは、学園の起源である関西工学専修学校で初代校長を務めた片岡安です。生誕150年・没後80年の節目にあたり、片岡の歩みをたどります。
片岡は、近代化が進む大阪のまちづくりに関わり、組織の設立や研究、教育など幅広い分野で大きな功績を残しました。今回のイベントは、その足跡をたどり、精神を次の世代へ受け継ぐことを目的としています。参加は一般にも広く呼びかけられています。
技術者不足の時代に、工業教育の必要性を見据えて
片岡が活躍したのは、大正末期から昭和初期にかけての大阪です。当時の大阪は「大大阪」と呼ばれていました。片岡はこの街を拠点に、建築家として活動しました。この時期の大阪市は、商工業都市としての基盤を持っていました。さらに市域も大幅に広がり、人口と経済規模が飛躍的に伸びたことで、日本で最も繁栄する都市へと急速に発展していきました。
一方で、都市計画や建設現場の監督を担える技術者は圧倒的に足りず、すぐに現場で力を発揮できる人材を育てることが急がれていました。工業教育の重要性がまだほとんど認識されていなかった時代に、片岡らは将来を見据えて関西工学専修学校を創設しました。
講演会とシンポジウムで理念に触れる
当日は講演会とシンポジウムを通じて、片岡の理念や取り組みを振り返ります。記念講演会では、安井建築設計事務所社長で元日本建築協会会長の佐野吉彦氏が登壇します。続く記念シンポジウムでは、佐野氏に大阪歴史博物館の学芸員と大阪工業大学の教員が加わります。
会場となる大阪市中央公会堂の見学もプログラムに含まれています。また、記念イベントに申し込んだ人は、3階の貴賓室を自由に見学できます。
開催概要
- 日時:2026年11月21日(土)開場10:30~
- 記念講演会:13:00~14:30
- 記念シンポジウム:14:45~16:00
- 大阪市中央公会堂見学:10:30~16:30(記念講演会、シンポジウムの開催時間を除く)
- 会場:大阪市中央公会堂 3階 中集会室(大阪市北区中之島1-1-27)
- 参加費:無料
- 申込方法:事前申込制、先着順で定員300人。専用フォームから申し込み
参加には事前の申し込みが必要で、受け付けは先着順です。定員は300人となっています。
出典:学校法人常翔学園








