コリビング賃貸「HAUN 尾久」「HAUN 蔵前」が2026年度グッドデザイン賞を受賞

HAUN株式会社(東京都港区、代表:吉嶋法生)が展開するコリビング賃貸「HAUN(ハウン)」の第2、3棟目にあたる「HAUN 尾久(おぐ)」と「HAUN 蔵前」が、2026年度グッドデザイン賞を受賞しました。HAUNは、暮らし心地にこだわったコリビング賃貸です。
両物件への審査員コメントは、いずれも一人暮らしにシェアハウスを選ぶ人が増えていることに触れています。その理由はコストダウンだけではなく、生活の質を大切に考えて選ぶ人が増えていること、そしてシェアハウスにもさまざまな特色が見られるようになったことも要因だとしています。

HAUN 尾久:路面の共用空間が地域とゆるやかにつながる
共用部の内装デザインは、建築事務所のHUNE Architectsが担当しました。HAUN 田端の2024年度グッドデザイン賞受賞に続き、2度目の受賞です。個室で完結する暮らしの機能性と、多様な活動を受け止める共用空間を両立させ、地域とのつながりや居住者同士の自然な交流を生む空間づくりが評価されました。
審査員は、身支度に必要な水回りが個室内に備えられ、一連の身支度が個室で完結する点に言及しています。また、1階の路面に配置された共用空間は2つの通りに面しており、地域とのゆるやかなつながりを生み出していると指摘しました。
審査員はさらに、家具やサインなどの内装に地域の工場の余った素材が有効活用されていることを挙げています。コリビング空間のセンターテーブルについては、「食べる」「働く」「くつろぐ」といった多様な活動を受け入れ、居住者がそれぞれの時間や空間を自然に共有することを促していると評しました。

HAUN 蔵前:ライブラリーや中庭ガーデンという「余白」
共用部の内装デザインは、デザイン事務所の株式会社mokと&K architectsが手がけました。共用空間の機能や設えを工夫することで、他者とのつながりとプライベートの時間を心地よく両立させ、日常に少し上質な豊かさをもたらす空間設計が評価されています。
審査員はこちらでも、水回りを個室内に備え、身支度が個室で完結する点に触れています。さらに、シェアキッチンの広さを選べることや、直接的な生活機能とは少し離れたライブラリーとガーデンが、人が自由に過ごしたり気持ちを切り替えたりする余白の空間になっていることを挙げました。こうした工夫によって、シェアする他者との関係とプライベートとのバランスを図っていると評しています。
また審査員は、2階の中庭ガーデンには上階へと続く吹き抜けから自然光が降り注ぎ、室内に明るく開放的な雰囲気をもたらしていると述べています。あわせて、エントランスの印象もデザインされている点を挙げ、「少し上質な日常」をシェアする価値を見せていると評価しました。

計画の背景にある都市の住まいの課題
都市部では地価や建設費の高騰が右肩上がりで続いており、若年層の住まい方の選択肢を狭めています。一方で、コロナを契機に、リモートワークを取り入れた働き方やライフスタイルは多様化しました。こうした背景から、同社は自然を感じられるすこやかなスペースで、食事、仕事や趣味の時間をちょうどよい間合いを保って過ごせる、暮らし心地にこだわった集合住宅の計画を始めました。コリビングを通して、新たな住まい方を提案するとしています。
なお、グッドデザイン賞は日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。60年以上にわたり「Gマーク」とともに広く親しまれ、デザインによって暮らしや社会をよりよくしていくための活動を推進しています。
出典:HAUN株式会社








