銀器の刻印とバラの絵付けから英国アンティークを読み解く NHK文化センター柏教室で11月5日に特別講座

NHK文化センター柏教室で、英国アンティークを題材にした特別講座が2本開かれます。講師は、アンティークディーラーでアンティークショップ「Drawer」のオーナーを務めるささきひとみさんです。開催日は2026年11月5日(木)で、午前は銀製品の目利き、午後は陶磁器の絵付け師の物語をテーマにしています。

午前の部:ホールマークから銀器を見極める
11:00~12:30の講座は「はじめての英国アンティーク―プロはどこを見る? アンティークシルバーの目利き入門」です。アンティークの銀製品には、年代、産地、職人、品質を示す手がかりが刻まれています。講座では、ホールマークの読み方をはじめ、状態や価値を見極めるポイントを、実物を使いながら解説します。
講師は長年イギリスでアンティークに携わってきました。その経験をもとに、専門家がどのような視点で品物を選び、価値を判断しているのかを紹介します。アンティーク初心者だけでなく、愛好家も対象とした、「見る目」を養うための入門講座です。後半にはティータイムが設けられています。

午後の部:200年前のバラを描いた絵付け師ビリングズレイ
14:00~15:30の講座は「イギリス陶磁器 200年前のバラを描いたビリングズレイ物語」です。取り上げるのは、約200年前の英国で、香りが立つようなバラを磁器に描いて多くの人を魅了した絵付け師、ウィリアム・ビリングズレイです。ダービーで名声を得た後も各地の窯を渡り歩き、理想を追い求めながら独自の作風を築きました。
講座では、ビリングズレイの波瀾万丈の人生をたどります。講師が実際に訪れたウェールズのゆかりの地、資料、作品も交えて、その足跡を紹介します。人物や時代背景にも目を向けることで、英国陶磁器の世界をより深く味わえる内容です。この講座では、イギリスから持ち帰ったお菓子も用意されます。
講座の概要
2つの講座は開催形式、受講料、教材費が共通です。
- 講座名:はじめての英国アンティーク‐プロはどこを見る? アンティークシルバーの目利き入門/イギリス陶磁器 200年前のバラを描いたビリングズレイ物語
- 開催日時:2026年11月5日(木)11:00~12:30(シルバー)、14:00~15:30(陶磁器)
- 開催形式:教室
- 受講料(教室受講):会員 4,004円(税込)、一般(入会不要)4,576円(税込)
- 教材費:1,100円(税込)
- 主催:NHK文化センター柏教室

講師・ささきひとみさんについて
ささきひとみさんは英国コッツウォルズに住んで26年になります。英国アンティークショップ「Drawer(ドロワー)」のオーナーで、イラスト作家としても活動しています。ジョージアン時代からの陶器や銀器をはじめ、幅広いアンティークを扱うウェブショップを運営しています。
著書には、河出書房新社から出版された「イギリスアンティーク手帖」と『英国アンティークのある暮らし』があります。隔月刊誌「ミスターパートナー」の巻頭カラーページでは、イラストエッセイ「ささきひとみの暮らしとアンティーク」を連載しています。








