スーツケース選びは88.4%が「機能性・実用性」重視、6割以上が5年以上同じ一台を愛用

旅行や出張で使うスーツケースについて、選び方から使い方、思い出までを聞いたアンケート結果が公表されました。株式会社NEXER Groupとグローブ・トロッターによる調査で、テーマは「旅のスタイルとスーツケースへの愛着」です。対象は、事前調査で「スーツケースを持って旅行や出張に行くことがある」と回答した全国の男女で、有効回答は146サンプルです。調査はインターネットでのアンケートとして、2026年9月22日~9月29日に実施されました。なお、数値は原則として小数点以下第2位を四捨五入して表記されており、合計が100%にならない場合があります。

選ぶときの決め手は「機能性・実用性」が88.4%
スーツケースを選ぶ際に「機能性・実用性」と「愛着の持てるデザインや素材」のどちらをより重視するかという質問では、「機能性・実用性」が88.4%を占めました。「愛着の持てるデザインや素材」と答えた人は11.6%です。
「機能性・実用性」を選んだ人からは、「長く使いたいから。」(20代・女性)、「デザインも大事だが、機能性を重視した方が長く使えるから。」(30代・女性)、「重くないものがいいので。」(30代・女性)といった理由が挙がりました。一方で「愛着の持てるデザインや素材」派からは、「テンションが上がるものを持ちたいから。」(20代・女性)、「大切に使いたいから。」(40代・女性)、「やはりスタイリッシュでオシャレなデザインがよい。」(40代・女性)という声が寄せられています。

今の一台を5年以上使っている人が63.0%
現在使っているスーツケースの使用年数の内訳は次のとおりです。
- 1年未満:5.5%
- 1年~3年未満:13.7%
- 3年~5年未満:17.8%
- 5年~10年未満:32.2%
- 10年以上:30.8%
「5年~10年未満」と「10年以上」を合わせると63.0%となり、6割以上が5年以上同じスーツケースを使い続けている結果になりました。
買い替えるとしたらどんなタイミングかを複数回答で聞いたところ、最多は「壊れて使えなくなったとき」の74.0%でした。これに「キャスターやハンドルの調子が悪くなったとき」が38.4%、「傷や汚れが目立ってきたとき」が20.5%と続いています。

傷やへこみの受け止め方と、自分の一台にする工夫
愛用のスーツケースに傷・汚れ・へこみなどの使用感があるかについては、「たくさんある」が10.3%、「少しある」が51.4%で、合わせて61.7%が「ある」と回答しました。「ほとんどない」は31.5%、「まったくない」は6.8%です。使用感があると答えた人にその傷・汚れ・へこみを見たときの気持ちを聞くと、「特に気にせず使い続ける」が67.8%で最も多く、「劣化しているようで気になる」が12.2%、「旅の勲章のように感じる」が10.0%でした。
スーツケースを自分だけの一台にするためにしたこと(複数回答)では、「特に何もしていない」が48.6%で最多となりました。次いで「スーツケースベルトを巻いた」が20.5%、「ステッカーを貼った」が18.5%です。
空港の手荷物受取所などで他の人のスーツケースと見分けるための工夫については、「工夫している」と「工夫していない」がいずれも50.0%で、ちょうど半数ずつに分かれました。工夫している人からは「間違って持っていかれないように。」(30代・男性)、「間違えた経験。」(40代・女性)、工夫していない人からは「珍しい色味のものなので。」(30代・女性)、「特に預けることがないから、必要がない。」(30代・女性)といった理由が挙がっています。

寄せられたスーツケースとのエピソード
最後に、今のスーツケースとの思い出や愛着を感じたエピソードを尋ねた質問では、次のような声が集まりました。
- 亡くなった母と一緒に買いに行ったスーツケースを使っている。(30代・女性)
- 旅行先のステッカーを貼り、それが思い出とともに増えていったとき。(30代・女性)
- 鍵の紛失が思い出。(30代・男性)
- 自分が使っていたスーツケースを子供が使うようになって思い出が増えたこと。(40代・女性)
- タイヤカバーを付けたら個性がでて愛着が増した。(50代・男性)
- 凸凹に愛着を感じる。(70代・男性)
家族と選んだ記憶や旅先で貼ったステッカー、旅のハプニング、使い込むうちに生まれた凸凹など、エピソードの中身はさまざまです。実用性を重視して選んだ一台を長く使い続けるなかで、それぞれの思い出や愛着が少しずつ加わっていく様子が、今回の調査から見えてきました。








