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「包丁キャンセル界隈」を否定しない刃物メーカー 三木・神沢鉄工が提案する刃渡り9.5cmの「corebacca」

「包丁キャンセル界隈」を否定しない刃物メーカー 三木・神沢鉄工が提案する刃渡り9.5cmの「corebacca」

兵庫県三木市の老舗刃物メーカー・神沢鉄工株式会社は、11月8日の「刃物の日」に合わせて、包丁との新しい付き合い方を打ち出しました。きっかけは、近年話題になっている「包丁キャンセル界隈」です。発信するのは、同社の刃物ブランド「FEDECA(フェデカ)」から生まれたキッチン道具ブランド「Somaé(ソマエ)」。包丁を使わずに料理をするという選択を否定せず、そのうえで、少しだけ食材を切りたいときに気軽に手に取れる包丁を提案しています。

三徳包丁(上)とミニマル包丁corebacca(下)
三徳包丁(上)とミニマル包丁corebacca(下)

包丁を使わない料理が広がる背景

カット済みの食材やキッチンばさみなどを使い、包丁やまな板の出番をなくす「包丁キャンセル」が注目を集めています。キユーピー株式会社が2026年6月10日に発表した「2025年度 えがおの食生活研究」(20〜74歳の既婚女性1,500人が対象)では、包丁を使わない料理を取り入れている人の割合はZ世代で14.6%、BB世代で2.0%でした。両者には7倍以上の開きがあります。

仕事や家事で疲れた日や、料理に時間をかけられない日、洗いものを一つでも減らしたい日もあります。Somaéは、そうした日に便利な食材や道具を取り入れるのはごく自然な選択だと考えています。包丁を使わないことは、料理をしないことや料理を楽しめなくなることと必ずしも同じではありません。同ブランドはむしろ、その日の時間や気持ちに合わせて無理なく料理を続けるための工夫と捉えています。

Somaéは2026年6月25日、公式Journalに「『包丁キャンセル』から考える、毎日の台所と道具の選び方」という記事を公開しました。そこで示したのは、料理の方法を一つに決めなくてもいいという考え方です。便利なものに頼る日も、自分の手で料理を楽しむ日も、どちらもその人らしい暮らしの一部だとしています。一方で台所には、朝食の果物を切る、お弁当の野菜を少し切る、薬味を刻む、夕食の下ごしらえをするといった、少しだけ切りたい場面があります。そのために大きな包丁を出すのは、少し面倒に感じることもあります。包丁を使わない理由は、料理が嫌いだからとは限りません。道具を出して扱い、片づけることに小さな負担を感じているだけかもしれません。そこでSomaéは、包丁を勧めるのではなく、使いたいときに自然と手が伸びる道具を届けたいとしています。

ミニマル包丁corebacca
ミニマル包丁corebacca

三徳包丁の使いやすさを9.5cmに凝縮した「corebacca」

そんな日々の暮らしに寄り添う一本として紹介されているのが、三徳包丁の使いやすさを刃渡り9.5cmに凝縮したミニマル包丁「corebacca(コレバッカ)」です。キャッチコピーは「小さいのに、結局こればっか。」。重さ約74gの手のひらサイズで、肉・魚・野菜まで幅広く使えます。一般的な果物ナイフやペティナイフとは異なり、まな板の上で食材を刻んだり押し切りしたりしやすい「ハイグリップ構造」を採用しました。刃の芯材には、切れ味と扱いやすさを兼ね備えた銀紙三号鋼を使っています。

Somaéが提案しているのは、大きな食材には大きな三徳包丁を、毎日のちょっとした調理にはcorebaccaを使うという使い分けです。corebaccaは応援購入サービス「Makuake」で初回とアンコールの2つのプロジェクトを実施しました。両プロジェクトを合わせた応援購入額は、累計3,800万円を超えています。

アフターサービスも用意されています。切れ味が落ちたときは、いつまでも何度でも無料で刃研ぎを受け付けています。ただし、往復送料などは利用者の負担です。傷んだ木製ハンドルの交換にも対応していますが、こちらは別途費用がかかります。

商品概要

  • 商品名:Somaé ミニマル包丁 corebacca(コレバッカ)
  • 刃渡り:9.5cm
  • 重量:約74g
  • 刃の芯材:銀紙三号鋼
  • ハンドル:全6種類
  • 販売価格:税込15,400円
  • アフターサービス:無料刃研ぎ、ハンドル交換、修理相談
FEDECA FACTORY SHOP 店内の様子
FEDECA FACTORY SHOP 店内の様子

刃物のまち・三木で、工場直営店が特別オープン

今年の「刃物の日」は、三木市内で開催される「三木金物まつり2026」と同じ週末にあたります。これに合わせて、神沢鉄工株式会社の本社工場内にある直営店「FEDECA FACTORY SHOP」が、11月7日(土)・8日(日)の2日間、特別営業を行います。店舗にはFEDECAとSomaéの両ブランドの製品がそろい、corebaccaをはじめとする刃物や木の道具を実際に手に取れます。軽さや握り心地、一本一本表情の異なる木のハンドルも確かめられます。スタッフの案内のもと、corebaccaで食材を試し切りする体験も用意されています。会場は三木金物まつりの会場とは別で、本社工場内のショップです。体験会やワークショップの詳細や参加方法は、公式サイトおよび店舗公式Instagramなどで案内されます。

開催概要

  • 開催日:2026年11月7日(土)・8日(日)
  • 会場:FEDECA FACTORY SHOP
  • 所在地:兵庫県三木市鳥町27 神沢鉄工株式会社 本社工場内
  • 営業時間:10:00〜17:00(最終入店16:30)
  • 内容:製品の体験会、ワークショップ、店頭販売
  • アクセス:山陽自動車道 三木小野ICからすぐ/神戸電鉄 大村駅から徒歩約20分

Somaéは、神沢鉄工株式会社が展開する木と刃物のキッチン道具ブランドです。「キッチンを、アトリエに。」をコンセプトに、毎日の台所で使いやすいミニマル包丁や、木の表情を楽しめるキッチン道具を手がけています。神沢鉄工株式会社は1895年(明治28年)に創業し、FEDECAとSomaéの2ブランドを展開しています。

出典:FEDECA

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