スギノマシン、超高圧水ポンプ「HI-JET 3000-R」を開発 ガルウィングカバーとタッチパネルを採用した後継機

富山県滑川市の株式会社スギノマシンが、エンジン駆動式超高圧水発生ポンプユニット「HI-JET 3000-R」を開発しました。販売開始は2026年11月で、販売地域は日本です。11月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイトで開かれる「2026洗浄総合展」に出品されます。

休止していた「HI-JET 3000」の後継として登場
超高圧ウォータージェット工法は、老朽化した高速道路の補修、舗装道路のライン消去、建築物の解体現場などで広く使われています。この工法は、周囲へのダメージを抑えながら劣化した部分だけを選んで取り除けることや、粉塵の発生を抑えられることなどが特長です。
スギノマシンは2001年にエンジン駆動式超高圧水発生ポンプ「HI-JET 3000」を発売し、屋外でのさまざまな作業向けに展開してきました。しかし搭載エンジンの供給が終わったことで、販売を休止していました。近年、ウォータージェット工法の用途が広がり、顧客のニーズも多様化していることから、その後継機種として「HI-JET 3000-R」を開発しました。
新しいエンジンを搭載したほか、従来機に比べて本体をコンパクトにし、メンテナンス性と操作性も高めています。外観は、2024年に発売された上位機種「HI-JET 3000GT-R」と共通のデザインです。この機種の投入により、エンジン駆動式超高圧水発生ポンプのラインアップを広げ、用途や作業条件に合わせて選べる幅を増やします。

3つの特長
ガルウィングカバーで省スペース化とメンテナンス性を両立
本体の全長を従来機より短くし、折りたたみ式のガルウィングカバーを採用しました。トラックに積んだとき、ポンプ後方のスペースを作業機材などの設置場所として有効に使えます。狭い場所でもカバーを全開にできるため、ポンプユニット内部に手が届きやすくなり、メンテナンス時の作業負担を軽くします。
大型タッチパネルと専用タブレットによる操作
大型のタッチパネル式カラーディスプレイを採用し、操作性と視認性を向上させました。さらに専用タブレットを追加すると、ポンプを遠隔で操作したり、運転状態を監視したりできます。
欧州排出ガス第3次規制に対応したエンジン
搭載エンジンは、欧州排出ガス第3次規制に対応したものです。
主な仕様と展示情報
用途として想定されているのは、次のような作業です。
- コンクリート構造物のはつり
- 各種構造物の表面処理
- 石綿含有仕上げ塗材などの除去
- 各種スケールの除去、洗浄 など
主な仕様は以下の通りです。
- 吐出圧力:最高245MPa
- 吐出流量:最大32L/min
- 概略寸法:幅3,750×奥行1,850×高2,050 mm
- 概算質量:3,650 kg
- エンジン出力:194 kW
- 販売開始時期:2026年11月
- 販売地域:日本
「2026洗浄総合展」は2026年11月18日(水)~20日(金)に東京ビッグサイト東1ホールで開催され、スギノマシンのブースはNo.W-34です。スギノマシンの出展内容は、超高圧ポンプ、洗浄アタッチメント、洗浄装置各種などです。
出典:株式会社スギノマシン








