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品川リフラ、半導体関連分野をはじめとする成長市場に向け設備投資を決定 ファインセラミックスと高機能断熱材の生産能力を増強へ

品川リフラ、半導体関連分野をはじめとする成長市場に向け設備投資を決定 ファインセラミックスと高機能断熱材の生産能力を増強へ

耐火物やファインセラミックスを手がける品川リフラ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:藤原弘之)は、半導体関連分野をはじめとする成長市場の需要拡大に対応するため、グループ会社を含む国内生産拠点で生産能力を増強する設備投資を決定しました。対象は、半導体製造装置向けファインセラミックス部品の焼成・精密加工能力と、グループ会社のイソライト工業株式会社が手がける高機能断熱材の生産能力です。同社は、成長市場の需要を着実に取り込み、安定供給体制をさらに強化するとしています。

投資の背景:ファインセラミックスと高機能断熱材の需要拡大

投資の背景には、AIの普及などを背景に半導体市場が拡大する中で、半導体製造装置に使われるファインセラミックスの需要が増加していることがあります。品川リフラでもファインセラミックスの高精度加工部品の需要が拡大しています。

また、半導体関連分野をはじめとした先端産業分野では、生産プロセスの高温環境下で使われる高機能断熱材の需要も拡大しています。同社グループは、こうした市場環境の変化を成長機会と捉え、生産基盤の強化を進める方針です。

設備投資の概要

今回の投資は、先端機材セクターのファインセラミックス事業部門に属する備前工場と瀬戸内工場、および断熱材セクターのグループ会社であるイソライト工業で実施されます。概要は以下のとおりです。

  • 備前工場(先端機材セクター ファインセラミックス事業部門):高温焼成炉の増設。半導体製造装置向けセラミックスの焼成能力増強が目的で、投資額は約2億円
  • 瀬戸内工場(先端機材セクター ファインセラミックス事業部門):高精度加工設備の新設。半導体製造装置向けセラミックスの高精度加工能力増強が目的で、投資額は約3億円
  • イソライト工業(断熱材セクター):PCW成形・焼成設備の増強。高機能断熱材の生産能力増強が目的で、投資額は約3.5億円

備前工場:高温焼成シャトル炉の増設で焼成能力を倍増

備前工場では、半導体製造装置向けを中心とするファインセラミックスの需要拡大に応えるため、高温焼成シャトル炉を増設します。これにより焼成能力を倍増させ、安定供給体制を強化します。投資額は約2億円で、2027年7月の稼働開始を予定しています。

瀬戸内工場:精密加工設備で内製化を推進

瀬戸内工場では、半導体製造装置向け高精度加工部品の需要増加を見据え、精密加工設備を増設します。生産・供給能力を確保するとともに内製化を進め、技術・生産基盤を強化する狙いです。投資額は約3億円で、2027年4月の稼働開始を予定しています。

イソライト工業:PCW成形品の生産能力を大幅に増強

イソライト工業では、半導体関連分野をはじめとした先端産業分野での高機能断熱材の需要拡大に対応し、PCW成形品の成形・焼成設備を増強します。PCW(Polycrystalline Wool:多結晶質繊維)は、アルミナを主成分とする耐熱性に優れた人造鉱物繊維で、高温環境下で使用される工業炉などの断熱材として用いられています。今回の投資でPCW成形品の生産能力を大幅に増強し、需要拡大への対応と安定供給体制の強化を図ります。投資額は約3.5億円で、2027年7月の稼働開始を予定しています。

1875年創業の耐火物メーカーが描く今後

品川リフラは1875年(明治8年)創業、1903年(明治36年)6月設立の企業で、耐火物の製造販売、工業窯炉の設計施工、ファインセラミックスの製造販売などを手がけています。同社グループは、耐火物、断熱材およびファインセラミックス等のセラミックスに関する材料・製造・加工技術を強みに、既存事業の競争力強化に加えて、半導体関連分野をはじめとした成長市場への事業展開を進めています。

今後も市場環境や顧客ニーズの変化を捉え、成長が期待される分野への設備投資を進めることで、生産基盤の強化と安定供給体制の構築を図り、持続的な成長につなげていくとしています。

出典:品川リフラ株式会社

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